WORD 基本操作

2026年9月22日 ・ 読了目安 6分 ・ 実践ファイルなし

内容更新:2026年10月7日 ・ 編集:小さな会社の業務ノート

Wordの検索と置換で表記ゆれをまとめて直す方法

案内文やマニュアルでは、「取引先」「お取引先」のような表記ゆれが残りやすくなります。検索と置換を使うと、文書内の候補を順に確認しながら効率よく直せます。最初から「すべて置換」を使う前に、置換対象を必ず確認します。

この記事でわかること
検索 / 置換 / 書式の検索 / 安全に使う注意

まず検索だけで件数と場所を確認する

  1. ホームタブの置換を選びます。ショートカットは Ctrl + H です。
  2. 「検索する文字列」に確認したい語句を入力します。
  3. 次を検索で、どの文脈に出てくるかを一件ずつ確認します。
  4. 本当に統一すべき表記だけが対象になっていることを確認します。

一件ずつ置換する手順

「置換後の文字列」に新しい表記を入力し、最初は置換を使います。文脈を見ながら一件ずつ直せるため、「取引先名」の一部まで意図せず変える事故を防ぎやすくなります。

文字の書式も検索できる

検索と置換の詳細設定では、太字や蛍光ペンなどの書式を条件にできます。書式を使う場合は対象が広くなりやすいため、コピーした文書で確認してから実行します。

「すべて置換」の前にすること

必ず別名保存またはコピーを作ります
「すべて置換」は一度に多くの箇所を変えます。実行前にファイルを複製し、検索結果を確認してから使います。
  • 似た語の一部まで置換されないか確認する。
  • ヘッダー、フッター、表、脚注にも対象があるか確認する。
  • 置換後に文書全体を読み直し、不自然な文章がないか確認する。

似た語が混ざる架空文で置換の範囲を確かめる

空の文書に「取引先へ案内を送る。取引先名を確認する。お取引先への送付履歴を残す。」と入力します。「取引先」を単純に検索すると、ほかの語の一部も候補に入ります。

検索文字列を「取引先」、置換文字列を「取引先担当者」にして、最初の1件だけ置換してください。「取引先名」や「お取引先」が期待どおりになるとは限らないので、この例では一括置換を使いません。業務で統一したい表記と、語の一部として残す表記を分けて確認します。

検索結果が予想より少ないときは、前回の書式条件やワイルドカード設定が残っていないか確認します。結果を確かめるまでは元の文書を別名保存し、誤った置換はCtrl+Zで戻します。最終確認ではタイトル・表・ヘッダーなども読み直します。

対応バージョン・公式情報

最終確認日:2026年9月22日
対応バージョン:Word for Microsoft 365、Word 2024、Word 2021、Word 2019、Word 2016 など。
Microsoft Support「Wordでテキストを検索して置換する」

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本記事は基本操作の解説です。実際の業務データを変更する前に、必ずコピーを作成して確認してください。